伝授ってエネルギーだけで終わりじゃないの?
いえいえ、色々受け取るものがあるのです

テキスト・認定証・系統図

伝授の中心はアチューメントですが、それ以外に様々な物が授与されます。
特にテキスト・認定証・系統図の3種は、どこで伝授を受けるか決める際の一つの指針とされていらっしゃる方もいらっしゃることでしょう。
そこで、ここではその3種について解説します。

エネルギーの教科書、テキスト

テキストについては、改めて説明することもないでしょう。エネルギーが生まれたいきさつや、そのエネルギーの扱い方、伝授の方法などが書かれたエネルギーの教科書です。
認定証や系統図が無いエネルギーはよくありますが、テキストが存在しないエネルギーはほとんどありません。

伝授を受けた証明書、認定証

認定証は、その人がエネルギーの伝授を受けたことを証明するためのものです。
たまに誤解している人がいますが、認定証の有無がそのエネルギーやヒーラーの格を左右することはありません。
エネルギーは認定書を通してやってくるものではないのですから。

また、普通は認定証と系統図は別物として考えられています。
認定証の中に系統図を含めているマスターもいらっしゃいますが、認定証はあるけど系統図は無いというマスターもいらっしゃいます。

ヒーラーが本来の証明書や記念品として持つのはもちろんいいでしょう。
しかし、それをヒーラーの価値を高めるお墨付きのように扱い出すと、それは自らのエゴを誇示するものへと変貌してしまいます。

どこまで大切?系統図

系統図とは、そのエネルギーが誰から誰へ伝えられてきたかを記した図です。
「図」が無い「系統」というものはエネルギーの種類・流派のことを示す場合があるので間違えないでくださいね。
(霊気の系統→西洋レイキ・現代レイキ・直傳靈氣など)

系統図に書かれているのは、あくまで伝授をした人です。
エネルギーは、伝授をしたマスターから力を得るものでは決してありません。

系統図があるからといって、より強いエネルギーが扱えるかと言えばそれは間違いです。
創始者に近い人であっても、驕り高ぶればヒーラー失格です。
逆に何十人という人の手を渡った末の伝授でも、その人が心を込めて扱えば奇跡のようなことも起こせるでしょう。

系統図の事実

冷たい言い方になりますが、通常系統図にはマスターの名前しか書かれていません。
そのマスターが、実在の人物か、架空の人物か判断できません。
そして、多くのマスターが遡って確認しようとすると難色を示します。

私(館長)は確認しようとして、何人ものマスターに「自分が教わったマスターの連絡先は個人情報なので教えられない」と言われました。
さらに「あなた(館長)が教えた人へ自分の連絡先は伝えてはいけない」という方もほとんどでした。

当館で認定証を発行した方へは当館は責任を持ちます。
当館の名前が系統図に入っていたらどうぞご連絡ください。
当館から伝授した方については、本当に伝授したか責任持ってお答えします。
しかしそうした裏付けが取れない系統図にどれだけの価値を認めるか、それは人それぞれです。

館長が思うこと

認定証や系統図の有無ばかりを気にしてヒーラーの品格を気にしないのは、本末転倒としか言えません。
考えてみてください、創始者の方には認定証も系統図もありません。
人に教わっていないのだから存在するはずがないのです。
ヒーラーとしての品格は認定証や系統図が与えるのではなく、ヒーラーがどうエネルギーに向き合うかで決まるのです。

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